大波の恐怖を体感した日
アメリカは13日からバレンタインディを挟んで15日まで3連休。この週末北カリフォルニアには大波到来。13日の土曜日には2年間ウェイティングだったマーベリクスのコンテストも開催。最大でフェースは40FTのモンスターウェーブ。そして観客を高波が襲い怪我人が出るという事故も発生した。
同じ日の朝一にホームポイントへ行くと、どーんという地響きとともに、大波がさく裂@@!

FORCASTでは14FT~。見た目にも軽くダブルオーバーでピークはトリプルぐらい。それでも猛者たちが数人入っていた。自分はとてもじゃないけど無理だったので、さっさと退散した。
一日空けて月曜日サイズも落ち着くとの予報だったので、再びホームポイントへ。確かに土曜日よりはサイズが下がっていそうだったが、相変わらずピーークはダブル近い。この日のフォーキャストはMAXで12FT。

しばし考えたが、天気もよくうまくセットの間隙をつけばアウトに出られそうだし、2回続けて退散もな~と思いエントリーした。運よく殆ど波を食らわずにセカンドピークへ。ただファーストピークに入ってくるセットはかなり大きい。何とかポジションをキープしながらセットを狙うも沖からのファーストピークはエキスパートに殆ど持って行かれ、つながるセカンドではテークオフができない。そんな状態で一本もテークオフしないところに沖からお化けのセットが襲来!なんとか必死に沖へパドルするもギリギリで間に合わず最悪のところでブレイク!ビルの上からものすごい量の瓦礫が落ちてくるように見えた。そのまま一気に高い位置から海面に叩きつけられ深いところへ引きづり込まれる。何とかもがいて上がろうとしたところにリ―シュに引っ張られたボードが跳ね返ってきて右耳のあたりにぶつかり凄い衝撃…。そして海面に顔を出したところに2発目のセットが炸裂!ぼんやりと見えたスープは頭オーバだった。必死にボードにしがみついたけど吹き飛ばされて再び回転しながら再び底へ引きづり込まれる。ここで更なる事態が発生!何と強烈な水圧で、WETのベルクロがはがれ開いた首元から大量の水が浸入!チャックも下がってWETの中はタプタプ状態になり、もがいても中々上がれない。かなり焦った…。ギリギリ息がもって何とか水面に顔を出したところへ3発目が…
もうだめかと思った。ただこれはインパクトが軽く数回転で脱出。幸運にもあとセットは続かなかったので、そのままボードにまたがり位置を確認しそして岸に向かって力を振り絞って退散。。。このあたりはよく覚えていないが何とか岸までたどり着いた時には放心状態。顔半分がしびれて右耳は全く聞こえない状態だったが幸い出血はなかったので少し感心した。キャップをかぶっていたのが良かったと思う(ちなみに水温も10度ぐらいだった…)。
いやあ、やはり大波を侮ってはいけない。体力もさることなることながらパニックにならない気力は絶対に必要。そして道具はやはり重要だ。今回は幸いにもリーシュはOKだったが、ベルクロの弱ったWETは要注意。特に新素材のWETは伸縮性に優れる半面、首周りが水圧に弱い感じがした。あと運にも感謝しなければ!あのボードが顔に直撃して脳シントウでも起こしていたら間違いなく助からなかっただろう。
今回の恐怖体験、実は10年ぐらい前にも同じ所で沖合のセットに巻かれてりーシュが切れ、近くのサーファーに助けられたことがあるのだが、丁度その経験が薄れていただけに非常にいいタイミングだったかもしれない。まず大自然のパワーをしっかり見極め、自分の年を考え、カッコよさや意地で大波に入るのはもうやめよう。あきらめる勇気をもつ事を強烈に認識させられた日になった。
P.S.結局耳は殆ど聞こえない状態だったので、病院に行ったところ、検査の結果、鼓膜は破れてなさそうなので薬を飲んで様子見になった。でもこれだけで済んだことに感謝しないと…。
同じ日の朝一にホームポイントへ行くと、どーんという地響きとともに、大波がさく裂@@!
FORCASTでは14FT~。見た目にも軽くダブルオーバーでピークはトリプルぐらい。それでも猛者たちが数人入っていた。自分はとてもじゃないけど無理だったので、さっさと退散した。
一日空けて月曜日サイズも落ち着くとの予報だったので、再びホームポイントへ。確かに土曜日よりはサイズが下がっていそうだったが、相変わらずピーークはダブル近い。この日のフォーキャストはMAXで12FT。
しばし考えたが、天気もよくうまくセットの間隙をつけばアウトに出られそうだし、2回続けて退散もな~と思いエントリーした。運よく殆ど波を食らわずにセカンドピークへ。ただファーストピークに入ってくるセットはかなり大きい。何とかポジションをキープしながらセットを狙うも沖からのファーストピークはエキスパートに殆ど持って行かれ、つながるセカンドではテークオフができない。そんな状態で一本もテークオフしないところに沖からお化けのセットが襲来!なんとか必死に沖へパドルするもギリギリで間に合わず最悪のところでブレイク!ビルの上からものすごい量の瓦礫が落ちてくるように見えた。そのまま一気に高い位置から海面に叩きつけられ深いところへ引きづり込まれる。何とかもがいて上がろうとしたところにリ―シュに引っ張られたボードが跳ね返ってきて右耳のあたりにぶつかり凄い衝撃…。そして海面に顔を出したところに2発目のセットが炸裂!ぼんやりと見えたスープは頭オーバだった。必死にボードにしがみついたけど吹き飛ばされて再び回転しながら再び底へ引きづり込まれる。ここで更なる事態が発生!何と強烈な水圧で、WETのベルクロがはがれ開いた首元から大量の水が浸入!チャックも下がってWETの中はタプタプ状態になり、もがいても中々上がれない。かなり焦った…。ギリギリ息がもって何とか水面に顔を出したところへ3発目が…
もうだめかと思った。ただこれはインパクトが軽く数回転で脱出。幸運にもあとセットは続かなかったので、そのままボードにまたがり位置を確認しそして岸に向かって力を振り絞って退散。。。このあたりはよく覚えていないが何とか岸までたどり着いた時には放心状態。顔半分がしびれて右耳は全く聞こえない状態だったが幸い出血はなかったので少し感心した。キャップをかぶっていたのが良かったと思う(ちなみに水温も10度ぐらいだった…)。
いやあ、やはり大波を侮ってはいけない。体力もさることなることながらパニックにならない気力は絶対に必要。そして道具はやはり重要だ。今回は幸いにもリーシュはOKだったが、ベルクロの弱ったWETは要注意。特に新素材のWETは伸縮性に優れる半面、首周りが水圧に弱い感じがした。あと運にも感謝しなければ!あのボードが顔に直撃して脳シントウでも起こしていたら間違いなく助からなかっただろう。
今回の恐怖体験、実は10年ぐらい前にも同じ所で沖合のセットに巻かれてりーシュが切れ、近くのサーファーに助けられたことがあるのだが、丁度その経験が薄れていただけに非常にいいタイミングだったかもしれない。まず大自然のパワーをしっかり見極め、自分の年を考え、カッコよさや意地で大波に入るのはもうやめよう。あきらめる勇気をもつ事を強烈に認識させられた日になった。
P.S.結局耳は殆ど聞こえない状態だったので、病院に行ったところ、検査の結果、鼓膜は破れてなさそうなので薬を飲んで様子見になった。でもこれだけで済んだことに感謝しないと…。






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コメント
うわっ、危なかったですね。文章が生々しく、臨場感に溢れていて、読みながら血の気が引く思いです。
大事に至らなくてなによりでした。
Posted by: ぴろりん | 2010年02月19日 00:09
ぴろりんさん、
ありがとうございます。いやあ、いい年してもう無理は禁物ですね。いい経験になりました。
Posted by: Yoshi | 2010年02月19日 08:51
お久しぶりです。
お元気そうで、と書きたいところですが、想像するだけで、もう苦しいアップアップ状態じゃないですか〜、こわ〜(><)
セット3発で良かったですね。
ほんとうに、ご無事で何より、身体あってのサーフィンですからね。
お大事に〜。
Posted by: まりぽさ | 2010年02月20日 05:38
あ~まりぽささん、
コメントありがとうございます!
はい、良い経験になりました。本当に3発でよかったです。これからは自愛で行きます!
Posted by: Yoshi | 2010年02月20日 14:51