SURF REPORT

« 10月7日 プレジャーポイント | Main | 10月20日 御宿 日本 »

10月13日~18日 モルジブサーフトリップ

10月の13日から18日まで昨年に引き続き今年もモルジブへのサーフトリップを敢行。このレポートをまとめてみました。
今回は友人を中心に総勢6人。ひとりを除いて全員40代~50代のオヤジ波乗り軍団で企画。この人数が船を一隻貸し切れるミニマムの人数で一人1キャビン(部屋)の利用ができる。前回お世話になった船を直接予約(この方式だと代理店を通さないので余計なマージンを取られない)し、AIRだけを個別に手配した。ちなみにこの船はモルジブトリップの経験が豊富で過去2回のトリップでもお世話になったH先輩に紹介していただいた(ありがとうございました)。
飛行機はエアースリランカを使用。マーレまでの所要時間は約11時間。行きはスリランカのコロンボ空港を経由。出発は午後の1時半で4時間の時差があり、最終目的地のマーレ到着は夜の9時15分を予定していた。モルジブはご存じのように1,000以上の島からなる共和国で観光が主な産業。海上コテージなどが有名でハネムーナーに人気のスポット。この時期空いていると思いきや結構満席状態で、どう見ても我々を除いて他の乗客は全てアツアツカップルのようだ。我々は浮完全に浮きまくっている。
スリランカまではオンタイムで到着。少し乗り継ぎで遅れが出て、無事マーレ空港に到着したのは夜の10時をまわっていた。
空港のタラップを降りると、熱帯らしい濃厚な湿度の高い空気を感じる。



原則としてモルジブはイスラムの国なので、酒類の持ち込みは一切禁止である。厳重な税関で酒類はすべて没収されてしまうので、焼酎などをうまくミネラルWATERのペットボトルなどに移し替えて手分けをし、2リットルの焼酎の持ち込みに成功。無事税関を通りゲートをでると、船のオーナーであるMOOSAが出迎えてくれた。1年ぶりの再会である。
全員がそろったところで記念撮影のあと、空港の外(成田でいえばターミナルの道路)がすぐに港でそこから水上タクシーに乗り、近くのラグーンに停泊している我々の船に移動する。


<水上タクシー。これで我々の船ハリアナ号へ>

約30分でラグーンに停泊中の船に到着。荷物の積み込みと部屋配分のあと、ウェルカムドリンクと用意されたサンドイッチそれとりゾートのみに許されているビール(1缶$3高い!)で乾杯。今回は6人のパーティに対してクルーは船長以下5名。コックも乗船していて3度の食事とティータイムの準備をしてくれる。ほかの手配もすべてクルーが対応してくれるので結構至れり尽くせりなのも魅力の一つである。乾杯と翌日の朝1サーフィンのための準備を終えた頃には時差もあって全員お疲れ状態。そのままキャビンで爆睡。

<DAY 1>
朝、船のエンジンの音で目が覚める。夜明けとともにラグーンを出発。天気は上々だ。最初に目指すはJAILポイント。刑務所がある島にヒットするレギュラーブレイクのポイントなのでそう呼ばれている。ラグーンからは大体30分ぐらい。朝やけが抜群に美しい。おまけに風も穏やかで期待できそうだ。



約30分ほどでJAILポイントに到着したが風とうねりの方向が合わないらしく、波はインサイドの腰ぐらいのダンパであった。そのために近くのサルタンポイントへ移動。このポイントはコンスタントにレギュラーブレイクがありモルジブでも人気が高い。そのためにいつも混雑していた思い出がある。10分ほどでサルタンに到着すると、見た目は胸ぐらいだが恐ろしくきれいなブレイクをしている。おまけに人も3人程度しかはいっていない。早速アンカーをおろして準備にかかる。


<朝日を浴びて波チェックするオヤジたち>

しょっぱなの1ラウンド目は7時の入水で、約1時間半。船からポイントまではディンギーといういわゆるボートで連れて行ってくれる。そしてポイントのピークわきでエントリー。イグジットもボードを振ればこのボートで迎えに来てくれるのだ。ちなみに強カレントに流されても助けに来てくれる。以前は初夏だったのか記憶ではカレントがピークからレギュラー方向だったとおもうのだがこの時期は逆でライト方向へ流れが向いていてロングライドをしても簡単に戻ってこれる。いざ入水してみるとサイズは思ったよりあり、大きいものは頭オーバーそれも素晴らしいシェープだ。青い空と真っ青でそこが丸見えの海。水はぬるま湯のようで朝から全開モードである。


<ほとんどサーファーなしの極上ブレイク>

約2時間のセッションを終えて結構へとへとになって上がってくる。着替えてデッキで興奮冷めやらずの波の話で盛り上がっていると朝飯のコール。時間は朝の9時である。朝食は卵にソーセージ、トーストのアメリカンスタイルのブレックファーストだ。これがこの先少しずつ内容を変えてサーブされるので飽きる事はない。こオレンジジュースがたまらなくうまい。朝から腹いっぱい食べる。


<サンドイッチ付きの豪華な朝食>

食後は腹やすめですこしデッキでまったりし、人の混み具合などを見計らって(船の上でポイントのそばに停留しているのでタイミングを見ていつでも入水が可能)、すいたところで10時半ごろから2ラウンド目に突入。波質も相変わらずで素晴らしい。そのまま2時間サーフィン!12時ごろ上がり、すかさずビールで乾杯。そのあと1時前にランチコールが入り。これまた嬉しいパスタ(炭水化物)を中心としたランチが日替わりメニューでサーブされる。
午後はデッキで昼寝をしたりのんびりして過ごす。途中ボートでJAILポイントのチェックに行くが相変わらずのコンディションで今日は1日サルタンでの波乗りに決め、午後3時ごろから3ラウンド目に突入。少し風が入ってきたものの、ブレイクにはさほど影響なし。相変わらずの素晴らしい波でへとへとになるまで波乗りを堪能。
日暮れ前に海から上がる。今日は1日ほぼ快晴だった。船はアンカーを上げ、近くの島の波のない入り江に移動し停泊する。


<初日の無事と素晴らしいサンセットに乾杯!>

日が暮れた後、大体7時半ごろにDINNERとなる。イスラムの国らしく、夜は毎晩カレー。でも当然日替わりで具が異なり飽きる事がない。そしてめちゃくちゃうまい。ワイワイ食事のあとはデッキでの焼酎タイム。海風が心地いい。おまけに海上には虫がいないのでこれまたいいのである。入り江なので波の影響もなく揺れはほとんどない。3ラウンドをこなして疲れはて酒の影響もあって気がつけば全員ほとんど意識を失いかけてそのまま爆睡してしまった。

<DAY 2>
 朝は昨日と同様、船のエンジン始動と共に起床。時間は5時40分。空が白々と明けてきている。今日も天気は良さそうだ。また朝一はJAILポイントを目指す。毎朝起きるとテーブルにはコーヒーやココア、紅茶とクッキーが用意されている。朝飯前の軽いモーニングスナックといった感じ。気が利いている。
JAILぽんとは昨日と同様小さなブレイクだったので再びサルタンへ。少しサイズは下がったようだが、相変わらずの波で人も少なかったので、まず入水。水温はぬるま湯程度で暖かくシャワーを浴びるより気持ちがいい!波はこれまた素晴らしい。朝から全開モード!いぇーい!


<サイズもそれほど大きくなく、オヤジ軍団には最高の波~>

1ラウンド約2時間のセッションを終了し、朝飯に突入。その後はまたデッキでまったりする。ちなみにモルジブの日差しは強烈だ。海上にいるときは長そでのラッシュは必需品(半袖でもok。)。おまけに顔のプロテクションは重要。私は資生堂アネッサの50++を使用したがそれでも日に焼けてしまった。油断しがちな足などは要注意である。
今日はそのまま、このポイントでさらに1ラウンド。ランチの後に南にある、COLA(レギュラー)とチキン(グーフィー)が隣接したポイントに移動することにした。


<パスタメインのランチはこのボリューム!豪勢でしょ>

食後に早速COLAポイントへ向かう。途中せっかくなのでとルアーを流してトローリング。運が良ければマリーンも釣れるらしい。大物用のルアーを今回は持参しなかったので、小物用を流していたら何とHIT!引き上げてみたら小さなカツオ。せっかくなのでその場で刺身にしていただく。船上では釣りもばっちりできるので醤油とワサビはしっかり持参している。


<このカツオ以外に70cmぐらいのダツも釣れた。とれたれは極上の味>

約40分でCOLAポイントに到着。残念ながらCOLAはこれまたうねりと風が合わずにインサイドのダンパチックな早いブレイクのみでNOサーフ。隣接したチキンポイントは遠目ではそこそこのブレイクだったのでメンバー数人は入水。私は持参した手銛をもって船長たちとシュノーケリングでスピアフィッシングへ。カレントが早いのでボートでカレントの上流でおとしてもらい流れに乗って獲物を狙う。流石船長はベテラン、動きが早く次々にGET!自分は先ず、どの魚が食えるのかもよくわからずにハタ系を狙ったが大物は獲れず。でも水はきれいだし温かいし、とにかく最高である。1時間ほどで写真の収穫。こんな熱帯魚みたいのがうまいのかと思いきや、どれも白身で美味いのです!びっくりしたのは右上のハコフグ。これも「食べるのか?」と聞くと「最高だ!」という…。確かに裁いた身はうまそうだったが毒ないのかなあ?とちょっと心配。。。


<カラフルな魚たち。左の赤いのは刺身にしたら最高だった>

海からあがると、少し雲が多いが素晴らしい夕焼けのセッションになった。DECKで夕焼けをながめながらのビールで乾杯。海風が贅沢過ぎる位、心地よい。



この日は、魚料理と豆をベースにしたカレーでこれまた格別の晩餐となる。昼間は2ラウンドのみだったがそれでも十分すぎるぐらい波に乗れたので、これまた9時には全員撃沈した。

<DAY3>
 早いものでもう3日目である。今日の夜この船に泊まれば翌日は夕方には空港に戻らなければならない。なんかそう考えるとあっという間だなあ。いつもと同じように朝一に先ずCOLAポイントをチェック。やはりうねりが届かずインサイドのダンパチックな波でサーフィンはできそうもないために、急きょサルタンまで戻ることにした。


<COLAポイントはインサイドのダンパ…>

サルタンまでの道のりの途中では有名なグーフィーポイントであるロヒスやロングのポイントであるニンジャなどを通過。残念ながら波はいまいち。サルタンに到着すると、だいぶサイズは下がったものの、相変わらずのいい波なので早速入水。


<サルタンポイント全景>

サイズはだいぶ下がったがそれでもSETは胸肩のいい波で方も十分にはって選べばかなりの距離を乗る事ができる。3日目でそろそろ疲れも出るころだが、それでもみんな元気いっぱい。朝食時間までたっぷり波乗り。


<ディンギーボートでピックアップ。朝からテンションの高そうなI>

朝食を終了したころからすこし雲が張り出してきた。船のクルーに訊いたら、どうも午後は雨になるらしい。こちらのスコールは過激だ。周囲が見えなくなるくらいの大雨と突風を伴う。海面も一瞬にしてチョッピーなものに変わってしまう。よ~く見ると遠くからスコールの雲が近付いてきた。


<スコール雲>

やがて晴天一気にかき曇りにわかに怪しい雰囲気になっくる。それでもまだ波へは全く影響がなかったので、2ラウンド目に突入。時間的に少し人が多かった(それでも10人ぐらい?)ので自分はインサイドの人けのないところで早めのブレイクを狙う。一度テークオフをするとカットバックなしのカっ飛びモード!めちゃくちゃ気持ちいい~!


<船からの撮影。インサイドまで切り立った波。最高!>

2ラウンド目も無事終了し、ランチも終わってまったりしていると案の定雨が降ってきた。おまけに風もいきなり強まり、嵐の様相。しばし雑談などしながらのんびりする。でも退屈なので釣りをすることに。船長は糸に針と錘をつけた至極単純なタックルで手釣り。そこにガツンと大物がヒット!釣りあげてみると見事なフエフキダイ!これまた極上の美味さだった!



せっかくだからここでキャビンを紹介。各部屋は2段ベッドで人数が多いと一部屋2人づつとなる。この部屋にはトイレとシャワーがついているので寝るだけなら十分だ。ちなみに男だけなので、みんなシャワーも浴びず、歯も磨かず(たぶん)のワイルドな生活。シャンプーしてもそのまま海に飛び込んで流すかんじ。海水は不思議なくらいべとつかないのだ。


<キャビン内部。毎日一応ベッドメーキングもしてくれる>

午後3時ぐらじになるとスコール雲は遠ざかり雨もやんで風も収まったので3ラウンド目に突入。みんな本当に元気である。でも日本の環境を考えたら本当に天国だろうな~と思う。残念ながら今日は夕陽を拝めなかったが、無事3日目の波乗りは終了した。


<Dinnerです。カレーと数種類の付け合わせ。あと昨日取った魚の丸焼き。うまい!>

夜には雨も上がり、夕食後はまたみんなでDECKに集まりまったりと焼酎タイム。言うまでもなくきちんと3ラウンドをこなし、この日も9時前には全員撃沈。

<LAST DAY>
 
早いものでもう最終日である。残念ながら朝から空はどんよりと曇り今にも降り出しそうな天気。いつもと同様朝5時40分にエンジンが始動し、まずJAILポイントをチェック。うねりはだいぶしっかりしているがやはりサルタンポイントのほうがきれいなブレイクだったのでサルタンに入水。幸いスコール系の天気ではないので、風が穏やかで面がきれいだ。波も全然悪くない。


<相変わらずのFUNウェーブ!>

結局この4日間で、このサルタン以外のポイントに入る事はできなかった。この日は午後からJAILにもようやくうねりがヒットし始めたが人の多さとサイズが一回り小さかったので結局このポイントに終始した。最終日ということもあり、みんな朝から疲れも見せずに軽快に飛ばしていた。1ラウンド目が終了すると、休む間もなく再び2ラウンド目に突入。親父パワー炸裂といった感じである。2ラウンド目の途中から少しストーミーな感じになってきた。そしてランチぐらいからはぽつりぽつりと雨が。。。自分は十分に満足の2ラウンドだったので午後は帰りの準備をしながら船でまったり。せっかくなのでHちゃんと一緒に天気はいまいちだったけどシュノーケリングをする。



日が差し込まないので、綺麗さはいまいちだったけど、それでもいろいろな種類の魚たちを見たり大きなかめを見つけたりで楽しい時間を過ごした。


<Canyonをバックに一枚!>

海からあがるとだいぶ天気が悪くなってきた。時間は夕方の4時。今日は10時発のフライトに間に合わせるべく6時には空港そばのラグーンに移動し、そこから海上タクシーで空港に移動するよていだ。まだ少し時間があったので、ビールを飲みながら、ぼんやり海を眺めたりして一息つく。


<ちょっとおセンチな気分…>

そろそろ時間が押し迫ってきたので、早速みんなでパッキングを開始する。といっても荷物というよりはボードのパッキングが中心。そして船は一路空港へ向かって出航した。途中雨が本格的に降り出す。クルーたちに「この雨は別れの波だよ。」などと話しかけてみたけど全然理解されてないようだった…。


<雨の中、船は一路マーレ空港へ>

雨のなか無事船は最初の停泊地であるラグーンに到着。ここに水上タクシーが迎えにくる予定だ。15分ほどで水上タクシーが到着。船のオーナーであるMOOSAも同乗してきた。彼は律儀な人間で空港まで見送りに来てくれるという。荷物の積み替えが完了した時は既にすっかり日も落ちて雨の中、始めて少し肌寒い感じがした。でも最後にみんなで記念撮影。みんな顔グロなので誰が誰だかわからない。


<暗くて闇に消えてしまっているクルーたちと共に>

 撮影のあとクルーたちと別れ、MOOSAと我々一行は空港へ。空港でようやく4日ぶりに陸地に上がる。ずっと船の上だったのでなんかフワフワした感じが残ったまま。チェックインまでの時間、空港のカフェで軽食を取るが酒が飲めないことを思い出し、船においてきた焼酎をみんなで悔しがった。。やがてチェックイン。MOOSAが最後まで見送ってくれた。そして、これまた新婚さんばかりの飛行機で完全に浮き上がって場違いの我々は夜行の直行便で一路成田へむかった。

 というわけで、後半天気には恵まれなかったけど相変わらず最高のTRIPになった。モルジブのいい点は、
1.ずっと船の上で、おまけに移動がないので、波乗りにかける時間を最大限取る事ができる。
2.仲間同士で船を貸し切れるのであまり気を使う必要がない。
3.クルーが良くしてくれるので楽な上、船上の飲み物いがいお金がかからないのでリーズナブル。
という点です。今回のTRIPも船は1泊3食ついて$100(トータル$400)プラス海上タクシー代往復一人$40.チップ$80で、これにMALEまでの往復飛行機代11万円が総費用。かなり格安(だと思う)。

できれば時間の許す限り来年もまたチャレンジしたいと今から考えている。

ーENDー



































トラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://beans-intl.com/Yoshi2-mt/mt-tb.fcgi/42

コメント

(初めてコメントを記入する場合、管理者の承認があるまでコメントが表示されません。)